日本消化器内視鏡学会認定指導施設

 

日本消化器内視鏡学会認定指導施設

当院は平成16年12月に日本消化器内視鏡学会より指導施設に認定されました。
その当時基幹病院以外で指導施設に認定された病院はかなり数が少ない状況でした。
指導施設に認定される基準は、
①内視鏡室が設置されていること
②専門医の教育に必要な各種内視鏡機器を備えていること
③週間検査件数が充分であること
④指導医1名以上が勤務、専門医2名以上が常勤し、十分な教育体制がとれていること
⑤内視鏡検査室専属のコメディカルスタッフがいること
⑥病理部門が独立して存在するか、または病理診断を依頼することができる病理専門施設が定まっていること(当院の病理診断は福岡市医師会臨床検査センターに依頼)。
以上の厳しい認定基準を全てクリアし初めて内視鏡学会の指導施設に認定されます。
とくに指導医の資格を得るためには、専門医の資格を取得した後、3年以上指導施設またはこれに準じる施設において消化器内視鏡による診療に従事し、学術論文をふくめた業績目録も必要です。
当院の指導医は小生。専門医は常勤医では、江頭 啓介先生、江頭 芳樹先生、知念 正明先生、天野 角哉先生、江頭 一成先生、古屋 陽子先生、そして小生の計7名です。現在、天野先生が指導医の資格を得るための準備を行っています。
また、内視鏡検査室専属のコメディカルスタッフ(内視鏡技師)は、看護師の高橋 光子さん、末森 美妃さん、中村 久美子さんの計3名です。内視鏡技師の活躍で内視鏡スコープの洗浄と消毒、そしてメンテナンスは完璧に行われています。
152床の小規模な当院は病床数の割合からみると専門医の数はかなり多く、消化器病疾患の診断と治療が充実した病院です。
指導医を維持するためには、学会への複数回出席、学会主催のセミナーおよび重点卒後教育セミナーの出席は必須です。
また、指導施設を維持するために、5年に1回研修のための教育計画書を含めた各種申請書類を提出する必要があります。
当院は月曜~土曜日まで毎日上部消化管および下部消化管内視鏡検査を行っており、内視鏡手術(ポリペクトミー、EMR)、内視鏡止血術、胃瘻造設術、異物除去、内視鏡拡張術も実施しています。
内視鏡学会指導施設として、専門医の育成ならびに地域医療に充分貢献できているものと自負しています。
当院で内視鏡検査治療のトレーニングを続けられた、藤見 寛子先生、知念 正明先生、古屋 陽子先生、川久保 尚徳先生計4人の医師が無事に専門医試験に合格されています。
今後も安全で精度の高い診断と治療を地域の人々に提供し、信頼される指導施設を維持発展させるために、内視鏡に携わる全員が日々努力していく覚悟です。

指導医 副院長 王寺 恒治